誓海寺について

誓海寺について

親鸞聖人は晩年書き記された「自然法爾の事」の中で

「自然法爾」とは世界全体に救いの力は満ち溢れている。
何ものにも くらべることなく そのままに
おのずと救われることを私たちに知らしめようと
今ここにあらわれるのが「阿弥陀仏」なのだと

誓海寺沿革

真宗大谷派 圓光山誓海寺

開基 西圓(1608)慶長13年3月27日

  • 弘仁の頃(816年頃)

    僧空海当地地を巡り、一の堂宇を建立
    圓光山浄明寺と号す。

  • 正和年間(1312年~)

    草堂を建て密宗を継続し、浄明寺と称していたが、
    本願寺第3世覚如上人、諸国巡化のみぎり、住侶正念、真宗に帰依し、
    自画の阿弥陀如来を賜り惣道場と改称する。

  • 慶長年間(1596年~)

    住僧西圓 教如上人に随従。方便法身佛の阿弥陀如来と誓海寺の寺号を下賜せらる。
    本堂を改築。

  • 文化8年(1811年)

    第17世圓立 火災にあい宝物等消失する。

  • 文化10年(1813年)

    本堂再建(現存)

寺院概要

寺院名 圓光山誓海寺(えんこうざんせいかいじ)
運営 宗教法人 誓海寺
所在地 〒529-0431 滋賀県長浜市木之本町大音949
電話番号 0749-82-2748
住職 谷 孝之
宗旨 浄土真宗
本尊 阿弥陀如来
宗祖 親鸞聖人
宗派 真宗大谷派
本山 真宗本廟(東本願寺)

お寺について

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動画でのご紹介

門前Café自然帑(Jinendo)

2022(令和4年)11月、カフェとして立ち上げました。
正覚大音 響流十方
讃仏偈に示されている「正覚の大音」真実の音声(おんじょう)
普く拡がる真実の音・光・香りとしてすべての世界に響き流布されています。
自然(じねん)とは、あるがままの自然のはたらきであり、香りは普く人々に届きます。
珈琲の香りを皆さんで楽しみましょう。

地域について

誓海寺のある滋賀県長浜市は琵琶湖の東に位置し、当時院の背後に位置する賤ヶ岳(しずがたけ)は歴史に残る合戦のあった地です。
また余呉湖は非常に景観の美しい湖です。

そんな誓海寺周辺の自然について少しだけご紹介いたします。

  • 賤ヶ岳(しずがたけ)

    天正11年に羽柴秀吉と柴田勝家が争った「賤ヶ岳の戦い」の舞台となった地です。
    「新雪 賤ヶ岳の大観」が琵琶湖八景のひとつに数えられ、ハイキングコースやリフトもあり、山頂からは琵琶湖のほか、長浜市、余呉湖を望むことができます。
    山中には様々な史跡があり、人気となっています。

    賤ヶ岳の風景
  • 余呉湖(よごこ)

    かつては琵琶湖の一部であった湖で、約3万年前に分かれたとされています。
    湖面が穏やかで「鏡湖」とも呼ばれます。
    周辺には羽衣伝説で天女が羽衣を掛けたといわれる「天女の衣掛柳」の跡や、八重桜、サワオグルマの群生地、あじさい園など自然に触れる名所が多くあります。

    余呉湖の風景
  • 余呉川堤防桜並木

    余呉湖から琵琶湖へと続く「余呉川」の堤防沿いにはソメイヨシノが200本植えられています。
    圧巻の桜舞い散る中、一緒に咲く菜の花とのコラボレーションも見ものです。

    余呉川堤防桜並木の風景